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「ロード バイク 重 さ 平均」というキーワードで検索されている皆さん、ロードバイクの重量について疑問をお持ちではありませんか?
ロードバイクは、その用途やフレーム素材によって重さが大きく異なります。
中には「ロードバイク 重さ 関係ない」といった意見を聞くこともあるかもしれませんが、実際のところ、重量は走行性能に少なからず影響を与えます。
また、ロードバイクだけでなく、クロスバイクの平均的な重さも気になるかもしれません。
例えば、ロードバイクのフレーム重量ランキングといった情報も、バイク選びの参考になるでしょう。
この記事では、ロードバイクの重量に関するさまざまな疑問にお答えします。
あなたがロードバイクを選ぶ際に、重量について理解を深め、より自分に合った一台を見つける手助けとなれば幸いです。
この記事を読むと以下の4つのポイントが理解できます。
ポイント
- ロードバイクの平均的な重さの理解
- 用途に応じた重量選びの基準
- 軽量化によるメリットとデメリット
- フレーム素材と重量の関係性
目次
ロードバイクの平均的な重さとは

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- ロードバイク、7kg台の軽さとは
- 9kgは重い?ロードバイクの重量
- 重さが与える影響
- ペダル込みのロードバイク重量
- 平均的な重さ
- 世界一軽いロードバイクの秘密
ロードバイク、7kg台の軽さとは
ロードバイクの世界では、7kgという重量は「軽量」な部類に入ります。
一般的に、高性能なカーボンフレームを採用したロードバイクがこの重量帯に該当することが多いです。
特に、レース志向のライダーやヒルクライムをメインに楽しむライダーにとって、7kg台のバイクは理想的と言えます。
なぜなら、バイクが軽ければ軽いほど、スタートからの加速性能が向上し、上り坂での体力消耗を大幅に軽減できるためです。
ただし、7kg台のロードバイクは、その軽さを実現するために高価な素材やパーツが使われていることが多く、価格もそれなりに高くなる傾向があります。
また、軽さを追求するあまり、剛性が犠牲になるケースや、フレームの耐久性が一般的なモデルよりも低くなる可能性も考慮する必要があります。
9kgは重い?ロードバイクの重量

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9kgという重量は、ロードバイクとしては「ヘビー級」と評価されることがあります。
特に、レースやヒルクライムを目的とするライダーにとっては、やや重いと感じられるかもしれません。
主な理由としては、この重量帯のロードバイクは、エントリーモデルのアルミニウムフレームや、コンポーネント(変速機やブレーキなどのパーツ)のグレードが標準的なものであることが多いためです。
しかし、9kg台のロードバイクが悪いわけではありません。
むしろ、初心者やフィットネス目的のライダーにとっては、十分な軽さを感じられます。
また、多少の重量があっても、安定性が高く、日常使いやロングライドで快適に走行できるというメリットもあります。
この重量帯のバイクから始めて、徐々に軽量化していくことも可能です。
重さが与える影響
ロードバイクの重さは、その走行性能に多岐にわたる影響を与えます。
まず、加速性能について言えば、車体が軽ければ軽いほど、ペダルを踏み込んだ時の反応が良く、素早く加速できます。
これは、信号からのスタートや、坂道での再加速時に顕著に感じられるでしょう。
次に、登坂性能では、軽いバイクの方が重力の影響を受けにくく、ヒルクライム時の体力の消耗を抑えることができます。
長距離走行においても、バイクの軽さは疲労の蓄積に影響し、結果的に走行距離やタイムに差が出ることがあります。
一方で、軽量化にはデメリットも存在します。極端に軽いバイクは、路面からの振動を伝えやすく、乗り心地が硬くなる場合があります。
また、横風に煽られやすくなるなど、安定性が低下する可能性も考えられます。
そのため、一概に「軽い方が良い」とは言えず、用途や走行環境に応じた適切な重量を選ぶことが重要です。
ペダル込みのロードバイク重量
ロードバイクの重量を語る上で、「ペダル込み」であるかどうかの確認は非常に重要です。
なぜなら、ロードバイクの重量表記はメーカーやショップによって「ペダルなし」の状態で発表されることが多いためです。
ペダルは種類にもよりますが、おおよそ200g〜400g程度の重量があります。
そのため、カタログスペック上の重量にペダルの重さを加算することで、実際に走行する状態での正確な重量を把握できます。
例えば、カタログで7.0kgと記載されていても、ペダルを含めると7.2kg〜7.4kgになる、といった具合です。
このわずかな違いが、特に軽量化を追求するライダーにとっては大きな意味を持つことがあります。
購入を検討する際は、必ずペダル込みの重量を確認するようにしましょう。
平均的な重さ
ロードバイクの重量は、一般的に7kgから10kg程度が平均的です。
ただし、これはあくまで目安であり、フレームの素材や使用されているパーツのグレードによって大きく変動します。
例えば、軽量なカーボンフレームのロードバイクであれば7kg前後、一般的なアルミニウムフレームのロードバイクであれば8kgから10kg程度となることが多いです。
また、UCI(国際自転車競技連合)のプロレースでは、安全性を考慮してロードバイクの最低重量が6.8kgと定められています。
したがって、プロレベルのバイクであっても、それ以下の重さのものは存在しません。
一方で、街乗り用のクロスバイクと比較すると、ロードバイクは平均約8kgとかなり軽量に作られていることがわかります。
世界一軽いロードバイクの秘密
現在、市販されているロードバイクの中で世界最軽量とされているのは、AX Lightness VIAL Evo Ultraというモデルです。
このバイクの公称総重量は驚異の4.4kgとされています。
これは、フレームだけでなく、ホイールやコンポーネント、その他のパーツに至るまで、徹底的に軽量素材が追求された結果実現した重量です。
一般的なロードバイクが7kgから10kg程度であることを考えると、その軽さはまさに異次元と言えるでしょう。
ただし、このような超軽量バイクは、その性能に見合った非常に高額な価格設定がされており、一般的なライダーが気軽に手を出せるものではありません。
多くの場合、ヒルクライムレースなど、極限の軽量化が求められる特定の用途のために特注されるケースが多いです。
最適なロードバイクの平均的な重さを見つける

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- 「重さ関係ない」は本当か
- クロスバイクの平均的な重さ
- フルカーボンバイクの重量とは
- 8kg台のロードバイクは安い?
- フレーム重量の素材別比較
「重さ関係ない」は本当か

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「ロードバイクの重さは関係ない」という意見は、主に平坦な道の走行や、初心者にとっての感覚に基づいていることが多いです。
平坦路では、一度スピードに乗ってしまえば、重さよりも空気抵抗やライダーの体力が走行性能に大きく影響します。
そのため、多少重いバイクであっても、十分な走行技術や体力があれば、速く走ることが可能です。
また、初心者の場合、バイクの軽さよりも、フィット感や乗り心地、操作性が重視されるべきポイントとなります。
しかし、これは「全く関係ない」という意味ではありません。
登り坂や加速時など、重さが影響する場面は必ずあります。
競技志向のライダーや長距離走行を頻繁に行うライダーにとっては、やはり軽量なバイクが有利に働くことは事実です。
このため、自身の走行目的やレベルに応じて、重量に対する考え方を変える必要があります。
クロスバイクの平均的な重さ
クロスバイクの平均重量は、ロードバイクよりもやや重く、一般的に10kgから14kg程度です。
これは、ロードバイクが速度を追求するために軽量化を徹底しているのに対し、クロスバイクは街乗りや通勤・通学など、より幅広い用途に対応するために設計されているためです。
具体的には、ロードバイクに比べて太いタイヤを装着していたり、サスペンションが付いているモデルがあったりすることが、重量増加の要因となります。
また、ママチャリの平均重量が約20kg前後であることと比較すると、クロスバイクはかなり軽量であると言えます。
しかし、軽量なモデルでは10kg以下になるものも存在します。これは、フレーム素材にアルミやカーボンを使用したり、軽量なパーツを選んだりすることで実現されています。
クロスバイクを選ぶ際には、用途や予算を考慮し、適切な重量帯のモデルを選ぶことが大切です。
フルカーボンバイクの重量とは
フルカーボンのロードバイクは、その名の通りフレームだけでなく、ホイールのリムにもカーボン素材を使用したモデルを指します。
カーボンは非常に軽量でありながら高い剛性を持つため、ロードバイクの軽量化に大きく貢献します。
カーボンフレーム自体の重量は、高性能モデルであれば800g〜1500g程度が一般的です。
そして、カーボンホイール2本の重量は1000g〜1800g程度と、フレームと同等の割合を占めます。
例えば、一般的なアルミホイールが1600g〜1800g程度であるのに対し、カーボンホイールは1300g程度となり、最大で500gもの重量差が生じることもあります。
そのため、フルカーボンのロードバイクは、完成車として8kgを下回ることが多く、中には6kg台後半の超軽量モデルも存在します。
このような軽量性は、ヒルクライム性能の向上や、加速時の反応の良さに直結します。
8kg台のロードバイクは安い?
8kg台のロードバイクは、特に初心者の方にとってコストパフォーマンスに優れた選択肢となることが多いです。
一般的に、この重量帯のロードバイクは、アルミニウムフレームにシマノの105やティアグラといったミドルグレードのコンポーネントを搭載していることが多く、価格は20万円から40万円程度で購入できる場合が多いでしょう。
カーボンフレームのロードバイクも、エントリーグレードのものであれば8kg台に収まることがありますが、補強のために重量が増え、アルミ製のものと大差ない場合もあります。
しかし、8kg台のロードバイクであっても、十分な走行性能と快適性を備えています。
また、後からホイールやコンポーネントをアップグレードすることで、さらに軽量化を図り、走行性能を向上させることも可能です。
そのため、「8kg台のロードバイクは安い」と一概に言うことはできませんが、価格と性能のバランスが取れたモデルが多く存在すると言えるでしょう。
フレーム重量の素材別比較
ロードバイクのフレーム重量を厳密にランキング付けすることは、モデルやサイズ、塗装の有無などによって細かく変動するため、非常に困難です。
しかし、一般的に使用される素材によって、おおよその重量目安を把握することは可能です。
最も軽量なのは「カーボンフレーム」で、高性能モデルであれば1,000g以下、一般的なものでも1,200g程度に収まります。
次に軽量なのが「アルミニウムフレーム」で、1,300gから1,500g程度が目安です。
そして、最も重量があるのが「クロモリフレーム(鉄)」で、1,800gから2,000g程度となります。
フレームの軽さは、バイク全体の重量に大きく影響しますが、軽ければ良いというわけではありません。
フレームの剛性や耐久性、乗り心地とのバランスも重要です。
例えば、ヒルクライムでは軽量なカーボンフレームが有利ですが、長距離ツーリングでは耐久性の高いクロモリフレームが選ばれることもあります。
そのため、ランキングよりも、自身の用途に合った素材を選ぶことが賢明です。
ロードバイクの重さの平均に関する総括
記事のポイントをまとめます。
- ロードバイクの平均重量は7kg~10kg程度である
- 用途やフレーム素材によって最適な重量は異なる
- プロレースの最低重量は6.8kgと規定されている
- カーボンフレームは一般的に軽量である
- アルミニウムフレームは8kg~10kg程度が目安である
- ママチャリに比べてロードバイクは格段に軽量である
- 10kg以上のロードバイクは重いとされる場合がある
- 世界最軽量のロードバイクは4.4kgとされている
- カーボンは軽さ以外にも優れた特性を持つ
- カーボンとアルミでは硬さや乗り心地に違いがある
- カーボンフレームとアルミフレームの寿命はどちらも約10年
- フルカーボンバイクはフレームとホイールの両方がカーボン製である
- カーボンホイールはフレームと同等の重量比率を占める
- 廉価なカーボンロードバイクは16万円~20万円程度が相場
- 価格が高いカーボンバイクほど剛性が高く性能重視の傾向にある